川越の伝説から、川越市伊勢原町 「御伊勢塚公園」にカッパ伝説にちなんだ河童のモニュメントが。「河童の伊勢まいり 」(作詞柿沼宏・作曲小林範子歌 ・歌宮ヶ原千絵)をお聞きください。 お話し:昔、名細の小畦川の小次郎、川島の伊草の袈裟坊、坂戸の小沼のかじ坊という3匹のいたずら好きの河童がお伊勢参りに出かけました。3匹は宿場で大盤振る舞い、茶店で一番高いものを食べ、土産は一番高いものを買うなど金遣いが荒いので、怪しんだ店の主人がお金をよく調べてみるとタニシのフタ。それがばれた3匹はさんざんしぼられて、すっかりおとなしくなり、それ以降は2度と旅に出なくなりました。(川越教育委員会発行 川越の伝説 P126 「かっぱの伊勢まいり」より抜粋) 河童の伊勢まいり (作詞柿沼宏・作曲小林範子) カッパ カッパ カッパカパァ カッパ カッパ カッパカパァ (三部輪唱 くりかえし) おいらは小畔(こあぜ)の小次郎 河童 いたずら好きの川の主 仲よしこよしの 三匹で お伊勢まいりとしゃれこんだ カッパ カッパ カッパカパァ カッパ カッパ カッパカパァ カッパ カッパ カッパカパァ また、以下のようなお話しもあります。 河童の小次郎(伝説名)小畦小次郎なる人いつの世にか小畦川の辺に住み、資源の乏しかった昔の村の共有蛋白源たる、川魚をみだりに、夜、こっそり一人占めにしようとする魚取りを姿を見せず「オイテケ、オイテケと言っていましめました。又大水のあとや、河の深いところは川泳ぎに行く子に「これこんな日に川に行くと河童の小次郎に引きずり込まれて、シリからハラワタを引きずりだされるぞ」と、つい大正年間迄子供の親にいましめるほど、危険な小畦川での川泳ぎに対する安全策を施した。つい、昭和初期迄、鯨井の大人達は、河童の小次郎として、伝説化して、みだりな負取り、危険な川遊びの防止を、小畦小次郎に、あやかり、事よせて、世のいましめとして、今日に至った。(鯨井史より抜粋)
2022/6/1ウエスタ川越「名曲を歌おう、川越を歌おう」で、川越の伝説より『かっぱの伊勢まいり』(柿沼宏作詞・小林範子作曲) を参加者の皆さんで全員で歌ってみました。 名曲を歌おう・川越を歌おうについて毎回季節の歌や 世界や日本の名曲なども皆さんと一緒に歌っていきます。また 川越の歴史、伝説、妖怪などを題材に川越市市制施行100周年を歌って楽しみながらお祝いしましょう。 深く川越の魅力を知るきっかけにと、さつまいも、喜多院、伊佐沼、民部稲荷、雪塚稲荷、お伊勢塚 広済寺、仙法仙人、九十川など川越市内の名所旧跡を小林範子が曲にしました。 開催は 日時 2022年 6/1 7 /13 9/7 10/5 12/7(⽔) 及び11/3(祝) 開催場所 ウエスタ川越小ホール 時間 10:00AM- 11:30 AM (開場9時45分)