『不思議の国のアリス』と挿絵画家ジョン・テニエル(お話:寺島悦恩)
前回の続きですが、1864年、挿絵も自分で描いた手書き本『地下の国のアリス』を作った後、1865年『不思議の国のアリス』を出版するにあたって、作者ルイス・キャロルはなかなかの戦略的な考え方をしました。 […]
前回の続きですが、1864年、挿絵も自分で描いた手書き本『地下の国のアリス』を作った後、1865年『不思議の国のアリス』を出版するにあたって、作者ルイス・キャロルはなかなかの戦略的な考え方をしました。 […]
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』のもとになった手書き本『地下の国のアリス』(お話:寺島悦恩) 前回、芥川龍之介の『河童』が、地下の河童国だったというお話をしましたが、その続きとして、ルイス・キ […]
前回は、詩人谷川俊太郎さんの『ことばあそびうた』から「かっぱ」という、短い、ユーモラスな詩をご紹介し、柳田國男の『遠野物語』のカッパに触れ、最後に芥川龍之介の短編『河童』の冒頭部分をご紹介して終わりま […]
前回「くしゃみをする」という言葉が、谷川俊太郎さんの1952年出版の処女詩集におさめられた、大変有名な「20億光年の孤独」という詩にも、また「生きる」という詩にも出てきますということをお話しし、ユーモ […]
あけましておめでとうございます。昨年の最終回で、ホフマン原作『くるみ割り人形』に出てくる怪物のような大ネズのお話をし、また猫とネズミのお話をいたしました。 今回は、夏目漱石の大変に長い小説『吾輩は猫で […]
ホフマン『くるみ割り人形とねずみの王様』後編・テラさん教授の読書の楽しみ:(お話:寺島悦恩) 前回、なかなかホフマンの原作は不気味なところがあると申しましたが、まず、こういうところがあります。 さて、 […]
喜劇『十二夜』を読む楽しさの続きです。できれば、『十二夜』のややこしい双子の間違いの喜劇を経てジーンとくるとてもいいシーンまで行ってみようと思いますが。 その前に、前回も言いました、マルヴォーリオの自 […]
スウェーデンの市民社会と政治と教育(ゲスト須永洋子氏:聞き手小林範子) ゲストは一般社団法人スウェーデン社会研究所理事の須永洋子さんです。 ご主人がスウェーデン大使館にいらした関係などから、須永さんの […]
シェイクスピアの喜劇『十二夜』を読む(第6回):テラさん教授の読書の楽しみ(お話:寺島悦恩) 喜劇『十二夜』を読む楽しさの続きです。 さあ、次は、血を見ることは決してない、何とも滑稽な決闘シーンと、お […]
テルアビブの街の市場の様子について戸澤典子さんにお話を聴きました。(聴き手小林範子)