良寛の手紙より〜読書の楽しみ(お話しと書:寺島悦恩)
読書の楽しみということで、前回は、川喜田半泥子『随筆泥仏堂日録』(講談社文芸文庫)を取り上げましたが、古美術という面から、平凡社から出ています雑誌『別冊太陽』シリーズから1997年の冬号、「101人の […]
読書の楽しみということで、前回は、川喜田半泥子『随筆泥仏堂日録』(講談社文芸文庫)を取り上げましたが、古美術という面から、平凡社から出ています雑誌『別冊太陽』シリーズから1997年の冬号、「101人の […]
『不思議の国のアリス』とワイルドライフガーデン(お話:寺島悦恩) さて、前々回から『不思議の国のアリス』に出てくる奇妙なスポーツの話をしているのですが、今日は女王様の庭で行われる珍無類のクロッケー競技 […]
前回の続きですが、1864年、挿絵も自分で描いた手書き本『地下の国のアリス』を作った後、1865年『不思議の国のアリス』を出版するにあたって、作者ルイス・キャロルはなかなかの戦略的な考え方をしました。 […]
ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』のもとになった手書き本『地下の国のアリス』(お話:寺島悦恩) 前回、芥川龍之介の『河童』が、地下の河童国だったというお話をしましたが、その続きとして、ルイス・キ […]
前回は、詩人谷川俊太郎さんの『ことばあそびうた』から「かっぱ」という、短い、ユーモラスな詩をご紹介し、柳田國男の『遠野物語』のカッパに触れ、最後に芥川龍之介の短編『河童』の冒頭部分をご紹介して終わりま […]
前回「くしゃみをする」という言葉が、谷川俊太郎さんの1952年出版の処女詩集におさめられた、大変有名な「20億光年の孤独」という詩にも、また「生きる」という詩にも出てきますということをお話しし、ユーモ […]
あけましておめでとうございます。昨年の最終回で、ホフマン原作『くるみ割り人形』に出てくる怪物のような大ネズのお話をし、また猫とネズミのお話をいたしました。 今回は、夏目漱石の大変に長い小説『吾輩は猫で […]
ホフマン『くるみ割り人形とねずみの王様』後編・テラさん教授の読書の楽しみ:(お話:寺島悦恩) 前回、なかなかホフマンの原作は不気味なところがあると申しましたが、まず、こういうところがあります。 さて、 […]
喜劇『十二夜』を読む楽しさの続きです。できれば、『十二夜』のややこしい双子の間違いの喜劇を経てジーンとくるとてもいいシーンまで行ってみようと思いますが。 その前に、前回も言いました、マルヴォーリオの自 […]
スウェーデンの市民社会と政治と教育(ゲスト須永洋子氏:聞き手小林範子) ゲストは一般社団法人スウェーデン社会研究所理事の須永洋子さんです。 ご主人がスウェーデン大使館にいらした関係などから、須永さんの […]